STORY
物語/あらすじ
平凡なOL・絵里は、同僚の霊能者・直子からある日突然「余命100日」と告げられる。
そんな話、信じられるはずもなく帰宅すると、ポストには古く謎めいた一冊の本が入っていた。
ページを開けば、そこには血文字で刻まれた数字が──。
気味が悪くて捨てようとするが、どんな手を使っても本は絵里のもとへ戻ってきてしまう。
それは“絶対に捨てられない本”だった。
オカルト好きの友人・優に協力を仰ぎ、本を調べていく中で、日付が変わると血文字の数字が減っていることに気づく。
もしかして、この数字は余命のカウントダウン…?
数字がゼロになる前に、誰かにこの本を“なすりつけて”渡さなければ死ぬ──。
絵里は元恋人・健一や会社の後輩・長谷川に本を押し付けようとするが…。
愛、裏切り、そして連鎖する死。
絵里は生き延びるため、誰を犠牲にするのか?